ホーム >> ホビーセンターカトー >> DCC >> DCCデコーダ接続図

日本形車両へのデコーダ搭載方法を模式図でご紹介いたします。搭載方法はおおまかに下記の3通りに分けられます。
※ライトに電球を使用している場合は、デコーダへのプログラムに不具合が発生する可能性がありますので、できる限りLEDに交換してください。
Type 1
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両運転台車両のヘッド/テールライトをまとめて制御する場合(単行運転車両等)
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○ 進行方向に合わせて自動的に前後のライトが切り換わります。
この配線方法の場合、車両を増結した時の連結面のライトだけを消す事はできません。
○ 室内灯も制御する場合はDZ143、DH163D等のファンクション用回路が4系統以上あるデコーダをお使いください。
モーターとヘッド/テールライトのみ制御する場合はDZ121、DZ123、DH123D等の、2系統のデコーダでOKです。

※ 前後のライトに配線する電線の色(白・黄)を逆にするのがポイント。
モーターへ接続する電線(オレンジ・グレー)を逆にしてしまうと、 進行方向とライトの点灯が逆になりますのでご注意を・・・
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Type 2
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両運転台車両のヘッド/テールライトを個別に制御する場合(機関車や気動車編成等)
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○ ヘッドライトは進行方向に合わせて自動的に切り換わります。テールライトは手動でON/OFFします。
この配線方法の場合は、連結面のライトを自在に消灯することができます。
○ 室内灯も制御する場合はDN163、DH163D等のファンクション用回路が6系統以上あるデコーダをお使いいただくか、TL1等のファンクションデコーダを室内灯用に追加してください。

※ F2キーは押している間しかONにならない機種(DCS50K等)がありますのでご注意ください。
DZ143等のシリーズ“3”デコーダは、ファンクション番号を変更することが可能です。
詳細は「デコーダマニュアル応用編」をご参照ください。
※ モーターへ接続する電線(オレンジ・グレー)を逆にしてしまうと、
進行方向とヘッドライトの点灯が逆になりますのでご注意を・・・
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Type 3
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3両以上の編成の場合(電車や気動車特急等)
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○ 3つのデコーダを同じアドレス番号に設定します。進行方向に合わせて自動的に前後のライトが切り換わります。
この配線方法の場合、編成を増結した時の連結面のライトを消すには、連結面側の車両のデコーダアドレスを違う番号に設定しておくか、ファンクション番号を変更(シリーズ“3”デコーダのみ可能)しておく必要があります。
○ 室内灯も制御する場合は、DZ143、DH163D等の、ファンクション用回路が4系統以上あるデコーダをお使いください。
室内灯への配線方法はType1の図と同じです(緑・青線を使用します)。
○ 中間車の室内灯だけを制御したい場合はTL1デコーダをご使用ください。
○ 先頭車のデコーダは、オレンジ・グレー線に抵抗(1kΩ程度)を接続しないと、プログラムができなくなる場合がありますのでご注意ください。
なお、先頭車へのTF2・TF4デコーダも使用できますが、進行方向に合わせた自動切換えはできません。(手動のみ)

※ 編成内の各車両の「向き」はこの3両の組み合わせで固定されます。
先頭車に「DCCコネクター5極」を使用する場合は、後進側の先頭車の配線方法(白・黄線)も前進側と同じに揃えてください。
(デコーダへのプログラム(CV29)で点灯方向を変更します)
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