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誤った操作によってコマンドステーションやデコーダの設定が変更されてしまうと、必要な制御ができなくなってしまう場合があります。この場合、コマンドステーションやデコーダの設定を初期設定値にリセットすることで復旧いたします。
「トラブルシューテイング」をご覧いただき、レイアウトや車両の点検をして、システム全体が動作しない場合はコマンドステーションを、特定の車両だけが動作しない場合はその車両のデコーダをリセットしてみてください。
リセット操作を行う前に、「トラブルシューテイング」あるいは基本セットのマニュアルに記載されている「トラブル発生!(トラブルシューティング)」または「故障かな?と思ったときは」の項をお読みください。
ご注意:リセット操作を行いますと、工場出荷時の設定に戻ります。この場合、お客様ご自身によりコマンドステーションまたはデコーダに書き込まれた設定も消去されますのでご注意ください。
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オプションスイッチ「OPSW #39」を「c」にセットします。
詳しい手順は、基本セット「スーパーチーフ」「チーフII」「ジェネシスII」のマニュアル「DCS100/DB150のオプションスイッチの設定」および「D101」のマニュアル24ページをご参照ください。
DCS100(DB150)に接続したDT300・DT400のスロットル画面に何も表示されない時は、コマンドステーションの「OPSW
#01」または「OPSW
#02」が「c」に変更されてしまっている場合がありますので「t」に設定されているかどうかご確認ください。
DCS100(DB150)のMODEスイッチが“OP”の位置になっている状態に気付かずに、ポイント切り換え操作をしたために生ずるケースが多いようです。DCS100/DB150のMODEスイッチを“OP”の位置にして画面表示を復帰させ、コマンドステーションの設定を戻してください。
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<「シリーズ3」デコーダ(DZ143・DN163K0a等)の場合>

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CV(コンフィギュレーション)の値の設定をリセットします。
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「CV08」を「08」に設定します。
CV(コンフィギュレーション)の値が簡単にリセットできます。
なお、「シリーズ3」デコーダの初期設定では、BEMFが若干効かせてあります(CV57=06)。
車両がギクシャク走るような場合は、CV57の数値を低く(01〜03程度)設定してください。
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<上記以外の車両用デコーダの場合>

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CV(コンフィギュレーション)の値の設定をリセットします。
→「AD2(CV01)」を「03」に設定します。CV01は2桁アドレス番号です。
→「CV02〜CV06」を「00」に、「CV29」を「06」に、「CV57」を「00」に設定します。
詳しい手順は、基本セット「スーパーチーフ」「チーフII」「ジェネシスII」のマニュアル「車両用デコーダのプログラム(プログラミングとコンフィギュレーション)」および「D101」のマニュアル22ページをご参照ください。
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