ユニトラック資料編
ユニトラックの略号について
この略号は、線路の種類や属性の数値をわかりやすく簡略化したもので、レイアウトプランを作る時などに計算しやすいので、覚えておくととても便利です。
それでは、略号の詳細をみてみましょう...
直線線路 248mm の略号は「S248」、曲線線路 R315mm-45° の略号は「R315-45」と表記します。これは、以下のような意味の記号で、線路を特定しています。
<S248>
・はじめの「S」は「S」直線(straight)を意味します。
・次にくる「248」は直線線路の場合は長さ [mm] を意味します。
<R315-45>
・はじめの「R」は曲線半径(round)の意味をそれぞれ持っています。
・次にくる「315-45」といのは、曲線線路の場合は少し複雑で「315」は曲線の円(その線路で円周をつくったときの)中心半径 [mm] を、「-45」と言うのは円周中心に対する角度をそれぞれ表します。
※ユニトラック曲線線路には45°、22.5°、15°のバリエーションがあります。45°は360°の1/8ですので8本で円になります。(22.5°は45°の1/2、15°は45°の1/3の角度です。)
さて、慣れてきたところでもう少し複雑なところに行きましょう。V11セットに入っている複線曲線線路WR414/381-45PC
・はじめの「WR」は「W」複線(double track)と「R」曲線半径(round)の意味を持っています。
・次の「414/381-45」はさきほどのR315-45と同じように考えます。つまりこの複線曲線線路の曲線半径は外側R414mm、内側R381mmの円周で、複線なのでそれぞれが同心円上となり角度は45°です。
・最後についている「PC」はPC枕木の線路を意味します。
どうでしたか?線路のバリエーションがふえて、最後につく記号も多様化して、少々わかりにくいものもありますので、詳しい記号の意味をまとめておきましょう。
(1) はじめの部分 ⇒ 線路形式を示します
S : 直線線路
R : 曲線線路
EP : 電動ポイント (electric-machined point)
WX : 複線両渡りポイント(ダブルクロス : double cross)
X : 交差線路(クロス cross)
W : 複線線路
(2) 真ん中の部分 ⇒ 長さ・半径・角度など属性値を示します
<通常の線路>
直線線路(S、WS) : 線路の長さ
曲線線路(W、WR)の場合 : R(線路中心線半径)と角度
※複線曲線線路の場合は「外側/内側」の順番に半径を併記します。
<ポイント・交差線路>
ポイント(EP)の場合 : 分岐曲線の半径と角度
複線両渡りポイント(WX)の場合 : 線路の長さ
交差線路(X)の場合 : 交差角度
(3) 最後の部分 ⇒ 特殊線路の特性や分岐方向の区別を示します
<ポイント・交差線路>
L/R : ポイント・交差線路の分岐方向
<特殊線路>
B : 車止め線路 (bumper)
C : 踏切線路 (crossing)
F : フィーダー線路 (feeder)
S : スライド(可変長)線路 (slide)
J : ジョイント線路 (joint)
U : アンカプラー線路 (uncoupler)
<道床等の属性>
PC : PC枕木線路 (pressed-concrete)
S : スラブ軌道 (slab)
G : (複線)プレート線路 (Geotown)
<高架線路>
V : 高架線路 (viaduct)
VPC : 高架線路(PC枕木)
VS : 高架線路(スラブ軌道)
T : 鉄橋 (trass)
INC : 勾配線路 (incline)
<カント付き線路>
A : カント付き線路アプローチ線路(カント緩和曲線 approach)
※カント付き線路は複線曲線線路に限られるため特に記号はつけません。
L/R : アプローチ線路の曲線中心から見た左右
そして、これらを組み合わせる場合もあります。
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