N 郵便・荷物客車(パレット車)更新日:2022/04/04

更新日:2022/04/04

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物流の主役を鉄道輸送が担っていた昭和の国鉄時代、鉄道の荷物輸送は旅客列車に連結された荷物車で行なわれていましたが、輸送量の増大に合わせて専用の荷物列車が運行されるようになり、東海道・山陽本線や東北本線などの幹線筋では急行荷物列車も運転されていました。
旧形旅客客車改造の荷物客車が相当数配置されており、鋼製郵便車、パレット用荷物客車・郵便客車で組成されたバラエティに富んだ荷物列車が見られました。
昭和43年(1968)、荷物輸送近代化の切り札として登場した新製パレット車による、パレット輸送が始まりました。
一見貨車に見えるパレット車ですが、荷物列車や急行列車などにも組み込まれて全国で活躍しました

品番 品名 ASSY表 価格
5139 スニ41 2000 スニ41 2000 ASSY表 ¥2,420
8026 スユ44 スユ44 ASSY表 ¥770
8024 ワキ8000 ワキ8000 ASSY表 ¥770
8005 スニ40 スニ40 ASSY表 ¥770
5146 マニ44 マニ44 ASSY表 ¥2,420
5147 ワサフ8000 ワサフ8000 ASSY表 ¥2,420
8004 ワキ10000 ワキ10000 ¥770

編成例

編成例

主な特長

●スニ41 2000は、新聞輸送用のパレット形荷物客車で、車掌室妻面に小形扉のある2000番台の電気暖房装備車をプロトタイプとして選定
・車体色は青/銀で、テールライト点灯
●マニ44は、老朽化したマニ60形・マニ36形など置き換えのため、1983年(昭和58年)までに161両 (2001 - 2161) が新潟鐵工所および富士重工業で製造されました。パレット用荷物車の完成形と呼ばれています
●ワサフ8000は、ワキ8000形に車掌室と緩急設備を付加した荷貨物兼用車で、1970年 - 1974年(昭和49年)に39両製作されました
・テールライト点灯(消灯スイッチ付)
●ワキ10000は、昭和40年~(1965~)に登場した高速貨物列車用貨車(有蓋車)です。最高速度 100 km/h で運用可能な貨車で、コキ10000系コンテナ車・レサ10000系冷蔵車とともに活躍しました。国鉄末期には「カートレイン」用として一部が転用されたが、平成19年(2007)年に全車廃車となりました
●ワキ8000は、昭和45~48年(1970~1973)に登場した荷貨物兼用車で、荷物列車や小口混載貨物で活躍しました。新製車のほか、ワキ10000から改造された車両も有ります。昭和61(1986)年の荷物輸送の廃止により、翌年に全車廃車となりました
●スニ40は、昭和43~44年(1968~1969)に登場したパレット輸送専用荷物車です。屋根と妻面のみ青色で、アルミ製プレス構造の車体にパレットが24台収納できるようになっています。昭和61(1986)年の荷物輸送の廃止により、翌年に全車廃車となりました
●スユ44は、昭和46(1971)に登場したパレット荷役対応郵便車で、郵政省所有の私有客車です。屋根と妻面のみ青色で、アルミ製プレス構造の車体にパレットが24台収納できるようになっています。昭和61(1986)年の鉄道郵便輸送の廃止により、翌年に全車廃車となりました

別売対応オプション

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